りんごの木の下で
林檎の木の下で
明日また会いましょう~
~楽しく頬寄せて
恋をささやきましょう
真紅に燃える想い
林檎の実のように
アラビヤの唄
砂漠に陽が落ちて~
~恋人よアラビアの
歌を歌おうよ
1927年、昭和2年頃に出版された楽譜に訳詩を付けて歌われて日本で流行した「アラビヤの唄」
二村定一さんや川畑文子さんが歌っています。アメリカの曲でありアラビヤ風の音階などは使われておらず「どこがアラビヤねん!?」と突っ込みたくもなる。まぁしかし、サビのメロディはどこか物悲しいとこもある。(ポッポ~ずギタリスト談)
1905年のアメリカのヒット曲「In The Shade Of The Old Apple Tree」
この曲は昭和12年頃にディック・ミネさんが日本語歌詞で歌ってヒットしました。タイトルは「りんごの木の下で」
原題は Shade(陰)という単語が使われているので「木の陰で」と言ったほうが恋人たちが逢うのにふさわしい感じですね。
ジャズスタンダード、ボーカル曲として有名なBye Bye Blackbirdですが、川畑文子さんが昭和初期に歌った日本語歌詞のタイトルは「灯りを消さずに」でした。♪どんなに遅くなっても君に逢いに行きます。灯りを消さずに居て♪ というような内容の歌詞に変わっております。
原曲は1928年のアメリカのポピュラーソング
Get Out And Get Under The Moon
昭和3年(1928年)には日本語の歌詞を付けて歌われました。
日本語の歌詞にはいくつかのバージョンがありますが、ポッポ~ずは
♪月白く輝き青空高く~♪
と、三根徳一(ディックミネ)氏のバージョンで歌います。川畑文子さんの唄っていたものです。
そして、出だしは英語のバースから歌います。
灯りを消さずに
(バイバイ ブラックバード)
君が笑顔
今宵訪ね行きます~
~あなたは寝ないでいて、
灯りを消さずにいて
月光値千金
月白く輝き、青空高く~
~青空に輝く月の光は、楽しき思いを我によせる
ポッポ~ず♪は こんな歌を歌ってます。
ポッポ~ず♪は、1920年代~1950年頃の、いわゆる日本の戦前と戦後復興期に歌われた歌がレパートリの中心になってます。レトロで、浪漫溢れる歌詞が多く、素直でウキウキとした気分になれます。
貴方とならば
命かけて 貴方こそ
私の恋人 何時迄も~
~つらい浮世の荒波越えて
二人で行きましょ
貴方と私~
1908年のアメリカのヒット曲「Shine On Harvest Moon」を
昭和8年に川畑文子さんが日本語歌詞で歌ったときのタイトルが
「三日月娘」
harvest moon とは「満月」(中秋の名月)なのに、日本語では「三日月」になってしまいましたね。
輝く満月に照らされるはずが、♪輝け三日月淡くとも♪と歌われます。三日月やったら暗いし西の空で、すぐ沈んでいまいますけど?
「貴方とならば」 原題はI'm Following You
1930年頃のアメリカの曲。
日本では三根徳一(ディックミネ)さんの歌詞で歌われました。
ポッポ~ずも勿論日本語歌詞で歌います。
三日月娘
輝け三日月淡くとも、
いつ又逢えるのか
わからぬ二人よ、
あなたの笑顔が見たいのよ
さあ輝け三日月淡くとも
コロラドの月
♪コロラドの月の夜(よ)に、
木(こ)の間(ま)に恋語る、
青き月の光は君が笑顔てらす、
美はしの此(こ)の宵を永遠(とは)に忘れじ、
コロラドの河(かわ)の面(も)にそよ風は吹き渡る♪
「コロラドの月」 原題はMoonLight On The Colorado
1930年頃のアメリカの曲。
日本語歌詞はいくつかバージョンがあるようです。
この歌詞は川畑文子さんが歌ったもので。